不倫卒業日記初日宣言

8月は、子供たちの夏休み。

不倫をしている彼は、3人の子持ち。

奥さんとの仲は知らないけれども

片親で育った彼は、何があっても子供のために離婚はしない

と口にするような人で、何よりも子供のことを思っている人。

 

だったら不倫なんかするな。

むらむらしたのを抑えられなくなって

身体目的で始まっただけで

わたしのことを好きでもなんでもなかったくせに

そんな人と関係を続けているわたしは

どれだけ自分を粗末に扱っているのだ。

と、自分で自分のことが情けなくなる日々。

 

奥さんがいる人と関係をもったことは

初めてではないけれども

こんな風にやきもきするのは初めて。

なぜなら、それまでの人は別に好きでもなんでもなかったから。

美味しいご飯ご馳走してくれるから

とかのお返しに身体の関係をもったくらいで

連絡がこなくても何にも気にならない。

むしろしてこなくていい、くらい。

なのに、なんで彼だけはこんな風に…。

というか、そもそもこんなに恋愛を楽しんでいるのは

生まれて初めてかもというくらい。

だからこそ、辛い。

彼が既婚者じゃなかったら

せめて子供がいなかったらと、何度思ったことか。

 

彼なりに、会えないなりに連絡をとろうとはしてくるだろうけれども

結婚して愛する人とともにひとつ屋根の下で暮らしていきていくことを

望んでいる身なので

せっかくの会えないいい機会。

彼と距離をとっていこうと。

 

自分からはメッセージをしない。

彼からの電話も出ないようにする。

必要最低限の返信のみ。

 

彼で満たされないように。

彼からの電話やメッセージで満たされてしまったら

何も変わらないから。

 

新しい出会いを求めて。

 

自分が本当に望むものを手に入れるために。

 

ようやく一日が経過。